戸塚パルソ振興会お知らせ・取り組み
「とつか青空画廊」掲載作品の発表と表彰式が行われました。
戸塚パルソ振興会は、とつかアートプロジェクト(TAP)の
「とつか青空画廊」( http://totsuka-ap.net/project2.html )を支援しています。
現在、施工中の戸塚区新総合庁舎工事現場の借囲いに潤いを持たせるため、市民が選んだ作品7点を、東日本大震災被災地への応援メッセージとともに掲げようというのが、「とつか青空画廊」です。
選考会として、平成23年12月2日(金)〜4日(日)の三日間、県立上矢部高校の美術・陶芸コースに在籍する生徒から応募された40点以上の作品を、戸塚パルソ西通り側通路に展示しました。立ち寄られた市民の皆さんからの投票は、予想を遥かに上回る885票に上りました。どの作品も甲乙つけ難く、中には「どうしても決められないわ」と、白紙で投票される市民の方もいらっしゃるなど、最後まで接戦、僅差での結果となりました。
選ばれた7点の掲載作品は、12月24日(土)から、借囲いが移動されるまでの期間、展示されます。
12月22日(木)、戸塚パルソ内の相鉄フレッサイン横浜戸塚さまの3階ラウンジで、掲載作品の発表と表彰式が行われました。ご臨席いただいたのは、横浜市都市整備局戸塚駅周辺開発事務所再開発課の河本一満課長、戸塚区役所地域振興課の東清課長、上矢部高校の山本藍子先生と生徒さん22名、戸塚ほのぼの商和会の高橋則夫副代表、戸塚西口商店会の山内さま、そして、戸塚パルソ振興会からは栗田昭義会長が参加いたしました。
表彰式後にティーブレイクがありましたが、トツカーナのT-Berry様からショートケーキの差し入れをいただきました。生徒さんたちからは歓声が上がっていました。
【皆さんのコメント】
戸塚区長賞 戸川萌子さん
「沢山の作品の中から、まさか自分がこんな賞をもらえるとは思いませんでした。四季を通して、皆が元気になれるようにという思いを作品にしました。笑っている子供が、たくさんいて、つながっていくイメージです。ひまわりの花の、種のところ、点描でがんばったので、そこを見てほしいです!」
TAP大賞 村越千沙さん
「私の作品が、今回のイベントを通じて、被災地や、いろいろな人の力になれる様に、と思いました。『飛翔』をテーマに考えたんですが、「愛されるイメージ」でイルカを取りあげました。水族館で飛び跳ねるイルカのイメージもありますし、水の中を飛び出して、空中に向かう、ということもあります。よく行く水族館は八景島のシーパラです!」
TAP亀谷進さん
「戸塚地区にはアート専用のギャラリーが少なくて、アートを目指す子たちの発表の場がないんです。上矢部高校の美術陶芸コースも斬新な取り組みをしているのに、発信する場が少ないから、地元の才能を地元住民が知らない。今回の取り組みで、多くの人が地元の才能を知ることになったら、それだけでも大きな成果だと思います。」
戸塚パルソ振興会栗田昭義会長
「横浜市とのやりとり、協力のもと、ここまでのものができました。予想を超えるすばらしい作品が集まり、さらに予想を超える投票数が集まったのは、上矢部高校、各商店街、そして地域の協力の賜物です。戸塚パルソは、つながりを大切にするという考えで「絆プロジェクト」というコラボレーションイベントを行っていますが、それとも連動させて、可能な限り持続発展させていきたいと考えています。」
上矢部高校 山本藍子先生
「投票会場でいただいた街の声がとっても暖かかったです。『戸塚はすごいね』『文化的だね』といってもらえました。『地域とともにある学校』というのを実感しました。投票会期間は、学校の試験期間中だったので、生徒の皆が現地にいられなかったのは残念でした。直接その声を聞けたら、本当に良い経験になったはずです。今回のイベントで、普通科の生徒と芸術科の生徒の交流が深まったり、良い波及効果も沢山ありました。」