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戸塚パルソ通信@メール 第15号

戸塚宿を行く

vol.006-03

戸塚と歌舞伎小栗判官照手姫

スペクタクル感あふれる活劇として、江戸時代から人気を誇る「小栗もの」。小栗判官と照手姫(照天姫とも)にまつわるストーリーはいくつものバージョンを持ち、古典芸能のみならず、前衛演劇のテーマにも取り上げられています。
そんな「小栗もの」のストーリーの冒頭を飾るのが、戸塚です。

○小栗判官照手姫

「小栗もの」の大筋のストーリーは次のようなものです。

常陸の国結城の城主であった小栗判官(小栗助重または満重)が戦に敗れ、落ち延びます。
その途中、照手姫を見初めますが、謀殺されてしまい、いったんは地獄に堕ちてしまいます。
なんとか、閻魔大王のはからいによって蘇生したものの、「ゾンビ」のような風体となってしまいます。
そんな小栗判官ですが、高僧の導きによって熊野に湯治にゆくことが出来ると、霊験によって見事に復活。
一方の照手姫にも様々な苦難が訪れますが、それを乗り越え、2人は再会します。
小栗判官は武勇を認められて領地を回復し、悪人も成敗して大団円を迎える、というものです。

さて、東海道を落ち延びて来た小栗判官が一夜の宿を頼むところが、現在の戸塚区俣野町のあたりといわれています。戸塚宿と藤沢宿の中間地点で、おそらく江戸時代以前は通る人も稀な山中だったはず。
横浜市の市民の森として貴重な自然が残る「ウィトリッヒの森」は、悪役「横山大膳」が、小栗判官を暴れ馬に乗せ、落馬させて亡き者にしようと企んだ山ではないかという説もあります。

「ウィトリッヒの森」は、現代の整備された状態でも、昼尚暗い。当時はそれが、ずっと広く深く続いていたと考えると、悪役(山賊)の根城という設定がされたこともうなづけます。

ちなみに、「横山大膳」の屋敷があったとされている東俣野地区ですが、今では、区画整理により、広く穏やかな農地が続いています。

東俣野地区から境川をわたると藤沢市になります。藤沢市の西俣野地区にある「花応院」というお寺には、小栗判官照手姫縁起絵巻という絵巻物が遺されており、毎年1月と8月にご開帳されます。同院は、小栗ものと縁の深い、閻魔大王も祀られているということです。


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A:ウィトリッヒの森・B:花応院

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