戸塚パルソ通信@メール 第92号
戸塚カレンダー
2020年8月
歳時記・イベント紹介戸塚カレンダー2020年08月
新型コロナウイルス対策で、想定外が続く状況で、今月はイベントのご紹介は控えさせていただきます。
8月の歳時記
・8月第一日曜 富塚八幡宮例大祭(令和2年は祭礼非公開・宵宮、縁日および旭町神輿渡御は中止)
・8月2日(日) 土用の丑の日(二の丑):江戸時代に平賀源内が考案して以来、ウナギを食べると良い日になった。
・8月7日(金) 立秋(二十四節気):秋の始まり。これより後は残暑となる。
・8月10日(日) 山の日:祝日。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」日。本来は8月11日だが、東京オリンピックのため、移動。オリンピックの延期にかかわらず、本年はこの日が休みとなる。
・8月13日(木)〜15日(土) 月遅れ盆:先祖供養の期間とされる「お盆」。夏のお盆休みは、多くこの期間に設定されている。旧盆とも言われるが、厳密には旧暦のお盆とも日程はずれている。
・8月23日(日) 処暑(二十四節気):暑さが止み、秋の気配になってくる頃。
・8月31日(月) 二百十日(雑節):立春後210日目。台風などに注意する時期とされている。
「お盆は新暦?それとも 月遅れ盆?」
戸塚区のある横浜地区は、新暦盆を行う地域と、月遅れ盆を行う地域のちょうど分かれ目になっています。
戸塚区は月遅れ盆で行う方が多いようですが、磯子区や中区などは、新暦盆を行う方が多いようです。
この違いは明治時代に発生しました。
明治に太陽暦が採用された為、季節が約1ヶ月前倒しになったのです。新しい暦に従って「お盆の日付(7月15日)」を守る地域と、お盆はもともと秋の始まりを示すお祭りでもあったため、
暦の日付よりも「夏の終わりの季節感(立秋後)」を守る地域ができました、
そのため、お盆を行う日が、地域によって変わってしまったのです。
ちなみに、江戸時代までのお盆である旧暦の7月15日は、令和2年は9月2日にあたります。「盆踊り」というと、秋の風物詩のイメージがあるのは、もともとこれくらいの季節に行われていたからです。