戸塚パルソ通信@メール 第115号
戸塚カレンダー
2022年07月
歳時記・イベント紹介戸塚カレンダー2022年7月
7月の歳時記
・7月2日 半夏生(雑節)
・7月7日 七夕
・7月7日 小暑(二十四節気)
・7月14日 八坂神社お札まき(横浜市無形民俗文化財)
・7月15日 盂蘭盆会(新暦盆)
・7月18日 海の日(祝日)
・7月23日 大暑(二十四節気)
・7月23日 土用の丑
「タコとウナギ」
7月の暦を見ると「半夏生」と「土用の丑」という歳時期があります。
どちらも「その日に推奨される食べ物がある」日です。「土用の丑」はともかく、「半夏生」の食べ物と聞いてピンとくるのは、関西の方が多いのではないでしょうか。「半夏生」に食べるものは「タコ」です。
近畿地方では半夏生にタコを食べる風習を持つ地域が多いそうです。それに関連して「日本コナモン協会」は、半夏生にたこ焼きを食べよう、という「蛸半夏生キャンペーン」を行なっているとか。
半夏生は、二十四節気の「夏至」を3分割した最終5日間のことで、田植えが終わる頃とされています。
植えた苗がしっかりとタコのように根を張って、田んぼに定着するように、という願をかけて、タコを食べると言います。
タコは内臓や筋肉を元気にするタウリンが豊富に含まれていますので、その作用で農作業に疲れた体を回復させ、本格的な夏の暑さに備える効果があったためともされています。
瀬戸内海で多く獲られるマダコの旬は丁度半夏生の頃で、そのために近畿地方で、この時期にタコを食べるのかもしれません。
一方で、土用の丑の日がウナギを食べる日というのはすっかり定着していますが、本来、ウナギの旬は冬と言われています。
脂が落ちてあまり美味しくない夏の時期でもなんとかウナギの需要を増やせないか、という相談を受けた平賀源内が「夏の土曜には『う』のつくものを食べると良い」という土用の食い養生という民間伝承を利用して「土用の丑の日に『ウ』ナギを食べると滋養に良い」というキャッチコピーを発表したことから、という説が広く知られています。
平賀源内の独創とは言い切れないのですが、広告として大成功させたのは平賀源内の功績と言えるのかもしれません。
本格的な暑さを迎える前に食べると良いと言われている「タコとウナギ」。どちらもウロコが無いことから、西洋では悪魔の魚とされて、食べる習慣があまりなかったという、不思議な共通点があるのは、面白いですね。
【豆知識】半夏生にタコを食べるのはなぜ?