戸塚カレンダー 令和4年12月

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戸塚パルソ通信@メール 第121号

戸塚カレンダー

2023年01月

歳時記・イベント紹介戸塚カレンダー2023年1月

1月の歳時記

・1月1日 元日

・1月5日 小寒(二十四節気)

・1月5日〜11日 戸塚宿七福神めぐり

・1月7日 人日(五節句)・七草

・1月7日 戸塚消防署出初式

・1月9日 成人の日

・1月14日 タロとジロの日

・1月15日 小正月

・1月20日 大寒(二十四節気)

・1月29日 ポンテ自主上映会

七福神めぐりの歴史

令和5年は、戸塚宿七福神が生まれて10年目になります。
日本に七福神めぐりが登場したのは、室町時代の後期、京都だったそうです。
「福の神」信仰は、まず、富を司る「恵比寿」と「大黒」から始まります。現代でもこの2神はセットで祀られていることが多いですが、それは「二福神」だった時の名残だとか。
また、大黒天は、三面大黒天という、大黒天が、毘沙門天と弁財天と合体した形態があります。
五穀豊穣の大黒天に、勝ち運を司る毘沙門天と、財運を司る弁財天が加わった、最強の福の神です。
それに、寿命を司る寿老人と、同一神とも言われる福禄寿のコンビが加わります。
これら6神は完全な「神仏」ですが、布袋尊だけは、中国に実在した僧侶です。袋を持つ姿が大黒天とオーバーラップしたのでしょうか。
以上が標準的な七福神です。
時代や地方によっては、達磨や猩々、また毘沙門天と吉祥天、あるいは、おかめひょっとこが夫婦神として数えられたりしたこともあるようです。
元来、日本は偶数を吉数としていた為、2・4・6あるいは8で福神を括っていたようですが、7を吉数とする中国思想の影響で、七福神に落ち着いた経緯もあるとのこと。
なんにしても、民間信仰ですので、厳密な決まりがあるわけではなく、稲荷神や猿田彦、鍾馗から不動明王などなど、多彩な神仏、聖人が、福神めぐりに組み込まれていた例もあります。
おおらかに地域の神仏を巡り歩き、ご利益をいただこうというものだったのでしょう。