戸塚パルソ通信@メール 第127号
戸塚カレンダー
2023年07月
歳時記・イベント紹介戸塚カレンダー2023年7月
7月の歳時記
・7月7日 小暑(二十四節気)・七夕(五節句)
・7月14日 戸塚・八坂神社のお札まき
・7月15日 とつか夏まつり
・7月15日 新暦盆・中元
・7月17日 海の日(祝日)
・7月23日 大暑(二十四節気)
・7月30日 土用の丑の日
土用の丑の日・「土用」ってなんだ?
土用の丑の日にウナギを食べると良いと言います。
江戸時代に平賀源内が鰻の販促のキャッチコピーとして考えたという説がありますが、定かではありません。
もともと夏の土用には、丑の日に「う」の付くもの、「黒いもの」を食べると体に良いと言われていて、「う」から始まり、色が真っ黒のウナギは、まさにそれに当てはまる食べ物でした。
丑の日に「う」の付くもの、というのは駄洒落として、なぜ「黒いもの」なのでしょうか?
陰陽五行説では、夏は「朱(赤)」の季節とされています。真反対の冬は「玄(黒)」の季節です。
朱の季節に不足しがちな「玄(黒)」を取り入れることで、体のバランスを保つという考え方だったのではないでしょうか。
さて、土用の丑の日ですが「土用」とは何でしょうか?
先ほどの陰陽五行説は、季節に、色とともに「木火土金水」を当てはめて考えます。
春は「青=木」、夏は「朱=火」、秋は「白=金」、冬は「玄=水」と当てはめました。
そうすると、「土」だけ残ります。
「土」は、もともと、あらゆるものが朽ち果ててたどり着く姿と考えられていました。そのため、他の季節が使い古されて、言葉は変ですがボロボロになった姿に土を当てはめました。
各季節の最後の18日間を「土」の季節としたのです。そのため実は土用は「春土用」「夏土用」「秋土用」「冬土用」と、4回あります。ウナギを食べる土用は、「夏土用」のことだったのです。
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