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戸塚パルソ通信@メール 第13号

歳時記

2014年1月

日本で一番新しい七福神戸塚宿七福神めぐり

七柱の福徳神に幸運を祈願する七福神巡りが、ついに戸塚にも登場しました。最新だけれど由緒ある七福神(八ヶ寺)をお参りして、一年の幸運を願いましょう。平成26年は1月5日(日)から12日(日)の午前10時から午後4時の開催になります。

主催:戸塚観光協会・戸塚町仏会・戸塚歴史の会
後援:戸塚区役所

○宝蔵院(毘沙門天)

真言宗準別格本山。元は阿闍梨朝興法印が中興した東峰山光圓寺。 江戸寛永年間に、現在地に移転した。最盛期には大日堂、観音堂、聖徳太子堂、金毘羅社等を持つ威容を誇っていた。 境内に日本舞踊芸道精進の扇塚がある。

【毘沙門天】武運長久の御利益があるとして、上杉謙信を始めとする多くの武将に信仰された。手に宝塔を持っていて、財運をもたらすともいわれる。武の神様ということから、勝負ごとの御利益をもたらすとされ、最近では就職活動の御利益もいわれている。


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○妙秀寺(弁財天)

延文元年(1356年)創建と伝わる日蓮宗のお寺。豊島修理大夫の母を開基とする。境内には「かまくらみち」の道標があり、有名な歌川広重の「東海道五十三次の内戸塚」に描かれたものが移築されたものと考えられている。

参考:【戸塚宿を行く】謎に包まれた戸塚の玄関口・大橋(歌川広重!疑惑の「かまくらみち」の謎に迫る!)

【弁財天】元はインドの水、川の神サラスバティー。音楽、芸能や弁舌、学問の御利益があるとされる。七福神の紅一点。弁「財」天という文字から、金運財運の御利益もあるといわれている。


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○来迎寺(寿老人)

「子育て呑竜」の名で知られた江戸時代初期の僧・呑竜上人の創建。浄土宗。子宝祈願をする夫婦に、子授けの御利益があったという伝承がある。

【寿老人】道教の神仙で、南極老人星という星の化身であるといわれる。酒好きで赤ら顔の老人の姿であらわされる。長寿延命の御利益。


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○雲林寺(恵比寿)

北条政子が、源頼朝の供養の為に開基したと伝わる。室町時代に竹ノ下小次郎が修復し、江戸時代初期に厳隆和尚により、曹洞宗寺院として中興開山された。本尊阿弥陀如来像が柳の木で作られたため、周囲は柳作と呼ばれたという。

【恵比寿】イザナギ・イザナミの子である蛭子神ともいわれる。大きな鯛を抱え、釣り竿を持った福々しい姿であらわされる。海の恵をあらわす神様であり、商売繁盛の御利益でも知られる。


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○清源院(毘沙門天)

徳川家康の側室・おまんの方が、家康から下賜された阿弥陀仏を安置する為に再興した浄土宗のお寺。今でも本堂には葵の御紋が掲げられているが、江戸時代、東海道を行き交う大名行列は、清源院の前では槍を寝かせて進んだと言う。

参考:【戸塚宿を行く】戸塚駅前の葵の御紋・清源院


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○高松寺(大黒天)

文和三年(1354年)高松三郎入道頼重の開基、龍甫公禅師の開山による臨済宗のお寺。高松三郎は、寺域の山頂の土墳墓に葬られているという。戸塚周辺に在住していた、歌人、俳人の墓も多い。

【大黒天】インドの破壊神マハカーラ(大暗黒天)が、仏教に取り込まれて財運福徳を施す神になった。日本の大国主命とも同一視されたことから、大きな袋を背負った優しい姿で描かれるようになった。
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○海蔵院(布袋尊)

貞治二年(1363年)、大本山円覚寺の末寺として開かれ、江戸時代初期に戸塚宿の功労者澤邉信友により中興された臨済宗のお寺。山門の龍は左甚五郎の作と言われる。江戸時代から「戸塚十勝」の一つとして親しまれた晩鐘は、昭和40年代まで戸塚の風物詩だった。

【布袋尊】9世紀から10世紀にかけて、中国に実在した僧侶。様々な奇跡を見せたことから弥勒菩薩の化身といわれた。タイコ腹、禿頭、満面の笑顔であらわされる。家内安全、夫婦円満のご利益があるとされる。
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○親縁寺(福禄寿)

鎌倉時代末期、藤沢に遊行寺を開いた4世遊行上人呑海により時宗寺院となった。現在地に移ったのは江戸時代明和年間といわれる。サクラを始め、境内には四季折々の花が見られ「花の寺」として親しまれている。

【福禄寿】非常に長い頭が特徴的な道教の神。長いあご髭、長い耳たぶを持つ。幸福・俸禄(富)・長寿を一身にあらわしている。寿老人と同一神といわれる場合もある。


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○おすすめルート

B:宝蔵院 F:清源院 I:親縁寺 の三ヶ寺で「七福神色紙」を頒布します。