戸塚パルソ通信@メール (第71号)
歳時記
2018年11月
商売繁盛を願う初冬の恒例酉の市
酉の市とは
毎年11月の「酉の日」に、神社仏閣の門前に縁日が立ち、主に縁起物の「熊手」「かっこめ」などが販売されることを酉の市と言います。熊手やかっこめは、富をかき集めるご利益があるとされ、大きなものが購入されると、盛大に手締めが行われるのがお約束になっています。
酉の日に縁日が立った理由は諸説あり、はっきりとはわからないようです。
大鳥神社、鷲神社などと言った、鳥に関係する神社の縁日だからとも言われます。しかし酉の市が立つ神社仏閣は、必ずしもそればかりではありません。
神奈川県神社庁のデータでは、神奈川県内に酉の市かそれに関連するお祭りが行われる神社は6社あり、諏訪神社、天神社、三島神社、白旗神社など神社の系統もバラバラです。
戸塚区内には酉の市が行われる神社は今の所無いようです。
横浜市内では、南区の金刀比羅神社の酉の市が有名です。
俗に「三の酉まである年は火事が多い」と言われますが、三の酉は1〜2年おきにやってくるので「年末に向けて火事に注意しろ」という以上の意味はなさそうです。
金刀比羅神社(大鷲神社)
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