戸塚パルソ通信@メール 第24号
地域レポート
2014年12月
足立会計事務所ほか 〜笑顔で相続〜実生活に即した面白い相続セミナー
○平成26年10月28日(火)14:00~
○会場:戸塚区総合庁舎3階多目的ホール
平成26年10月28日、戸塚区総合庁舎3階多目的ホールにて、積水ハウス株式会社主催による〜笑顔で相続〜実生活に即した面白い相続セミナーが開催されました。
第1部は、足立会計事務所の足立潤子副所長によるセミナー「相続税・改正点の確認」を、第2部は相続のプロによるパネルディスカッション「その相続の相談、誰にする」が行われました。
平成27年から税制改正により、相続税が増税になります。
第1部では、その実態と注意点、実際に相続が発生したときの具体例などを解説。日頃、実務をこなしている前線の税理士ならではの視点に、受講者は熱心に聞き入っていました。
第2部は積水ハウスで資産運用に携わる、宅建主任者でフィナンシャルプランナーの松本直之氏を司会に、弁護士の藤田章弘氏、司法書士の佐伯啓輔氏、土地家屋調査士の中田隆之氏、そして足立会計事務所所長の、足立昌幸税理士の4名によるパネルディスカッションが行われました。
このようなセミナーで、士業4名が一堂に会する機会はあまりないということでした。
多忙な皆さんが、敢えて集まられた理由は「相続には一人の専門家は居ない」からだとのこと。相続には様々な要素があり、各方面の専門家が相談しながらサポートしてゆくのがベストなのだとか。
なので、相続について相談するときは、「どんな資格の人に相談するか」ではなく「どんなネットワークを持っている人に相談するか」が大切になってくるのです。
和気あいあいと行われたパネルディスカッションは、時に脱線しながらも、重要な事柄を解説してくれました。
「遺言は大事」「相続時に起こってしまう様々なトラブル」「遺言は最後の手紙と思って、気持ちを込めて書くとよい」など実際の事例をもとに説得力のある言葉が飛び交います。
「縁起が悪いなどと言わず、相続に関する自分の意見を、相続人に日頃から伝えておく」「その意思を出来るだけ多くの人と共有する」ことが相続をスムーズに進めるのに重要なのだとか。
「思いもよらない、でも、非常に多いトラブル」など、ここだけの貴重な話も開示され、受講者の皆さんからも、熱心な質問が飛んでいました。