戸塚パルソ通信@メール 第167号
戸塚宿を行く(歴史探訪)
vol089
富塚の名を冠する時宗寺院富塚山 雙林院 親縁寺
親縁寺

富塚山 雙林院 親縁寺
〒244-0003 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町464
戸塚宿七福神めぐりの福禄寿でも知られる親縁寺(しんねんじ)は、戸塚区唯一の時宗寺院です。
元は真言宗寺院であったと言われますが、いつ誰が開いたお寺なのかはっきりしません。
鎌倉時代末期の元応二年(1320)に、遊行寺四世、呑海上人のより、時宗に改宗。二世は覚阿和尚。
元は大坂下の方、冨塚八幡のあたりにあったと言われます。明和元年(1674)に三十二世智元和尚によって現在の場所に移転しました。
本尊の阿弥陀如来は、鎌倉の来迎寺に鎮められていたものが、鎌倉幕府末期の元弘の乱の時、兵火を逃れて親縁寺に避難したと伝えられます。
福禄寿
戸塚宿七福神めぐりの福禄寿は、平成25年(2013)に安置されました。その後、正月の風物詩として、地域や七福神愛好家に親しまれています
奥に見えるのは水子地蔵。
鐘楼
花塚
手向けられた花さえも供養するのが花塚です。
筆塚
戸塚書道連盟などが発起人となって、使い古された筆を供養する筆塚が、昭和59年(1984)に建立されました。
文殊菩薩・大日如来
左が文殊菩薩。右が大日如来。共に江戸時代の作。
地蔵堂
日時を区切って願をかけると叶うという、日限地蔵が安置されています。
高浜虚子の句碑
昭和初期、当寺で開かれていた鎌倉俳句会に出席していた高浜虚子の句が刻まれた句碑。
”茂り中 日限地蔵の 旗つづく”
草木の生い茂る中、日限地蔵に奉納された旗がずらりと、鮮やかに並んでいる
本堂を横から見る
熊野神社
親縁寺の境内社。神仏習合時代の名残です。
■親縁寺












