戸塚パルソ通信@メール 第81号
戸塚宿を行く(歴史探訪)
vol.035
昭和のモダニズム旧ウイトリッヒ邸
※旧ウイトリッヒ邸
矢部町の住宅街にひっそりと佇む、横浜市認定歴史的建造物「旧ウイトリッヒ邸」。昭和8年ごろに建造された建物で、スイス人技術者アーノルド・ウイトリッヒ氏の私邸でした。氏が亡くなった後、2003年に横浜市の認定歴史的建造物になりました。現在、ウイトリッヒ氏の遺族とは別の個人の所有ということです。
俣野町にある市民の森「ウイトリッヒの森」も、同じウイトリッヒ氏の所有で、遺族が横浜市に寄贈したものとのことです。
◯旧ウイトリッヒ邸に向かいます。
上り坂を行くと「この先行き止まり」の看板。
すぐに見つかりました。
「サツキとメイの家」を大きくしたような外観。
昭和初期のモダンなデザインが共通します。
戸塚宿七福神めぐりの恵比寿様・雲林寺からすぐ。七福神めぐりのついでに足を伸ばしても良いでしょう。建物は公開されていませんので、敷地への立ち入りはできません。