
戸塚パルソ通信@メール 第147号
地域情報
2025年3月
隣の七福神藤沢七福神(1)
◆今回、巡るのは藤沢七福神。
令和七年から遊行寺の弁財天が加わって、9寺社めぐりとなった藤沢七福神めぐり。新春の湘南を一日かけて巡ります。
■日時:1月7日〜31日
■主催:公益社団法人藤沢市観光協会
■後援:湘南ふじさわウオーキング協会
■協力:藤沢市/藤沢七福神会/小田急電鉄/江ノ島電鉄/湘南モノレール/神奈川中央交通東
ふじさわ宿交流館からスタートします。七福神だけでなく、藤沢宿の観光名所の情報満載の案内所です。
■遊行寺
時宗総本山の遊行寺。正式名称は清浄光寺といいます。藤沢はこの門前町から発展しました。
遊行寺の宇賀神。弁財天です。
遊行寺の宇賀神は、徳川家の始祖とされる、松平有親の守り本尊だったと言われます。松平有親は、遊行僧の徳阿弥と称したともいわれ、遊行寺とは深い縁があります。
やがて徳川幕府の時代になると、将軍の祖先ゆかりとして神殿を奉納されますが、明治初期に焼失。現在は再建されたものになります。
■諏訪神社
大黒天です。諏訪神社は元は遊行寺の鎮守でしたが、明治の神仏分離令で神社として独立しました。
諏訪神社本殿
■感応院
感応院は、源実朝によって建立されたと言われる真言宗の寺院で、本尊は不動明王です。七福神では寿老人を祀ります。
■常光寺
福禄寿を祀る常光寺は、阿弥陀如来を本尊とする浄土宗のお寺。本堂前の福禄寿が、不老長寿を司る桃の実を掲げています。
■白旗神社
奥州で討ち取られた源義経は、腰越の浜で首実験された後、その首が海に打ち捨てられました。
不思議なことにその首は境川を逆流して当地に辿り着いたため、祭神として祀り、神社も白旗神社と呼ばれるようになりました。元々は寒川神社の分祠で、創立年代も不明な古い神社でした。
義経と弁慶の像
七福神めぐりでは、武の神毘沙門天を祀ります。
境内から少し離れた所にある、義経首洗いの井戸
まずは前半、藤沢本町に近い5社寺を巡りました。次回、コンプリートをお楽しみに。
■今回のルート