戸塚パルソ通信@メール 第124号
戸塚宿を行く(歴史探訪)
vol059-1
身近にあるかも戸塚の文化財(1)
■戸塚の文化財
■歴史の生き証人である文化財。戸塚区内にある文化財をまとめてみました。
■文化財とは
写真:横浜市歴史博物館提供「上矢部町富士山古墳出土品」
文化財保護法という法律で、文化財は6つに分類されています。
・建築や絵画、彫刻、古文書など「形のある」有形文化財
・演劇や音楽など「形にならない」無形文化財
・風俗や慣習で、特に重要な民俗文化財
・遺跡や名勝、動植物の繁殖などに希少な価値のある場所、希少な地質などの記念物
・人間の生活に伴って形成された、文化的景観
・過去の街並みなどを残す伝統的建造物群
これらを国や地方が保護及び活用のために指定するのが、指定文化財です。特に重要で国が指定するものに、重要文化財や国宝があります。
■戸塚区内の文化財
戸塚区内には、国宝や重要文化財はありません。神奈川県及び横浜市が指定・登録したものは以下のとおりです。
■県指定有形文化財「永勝寺の聖徳太子立像」
■県指定史跡「品濃一里塚」
■市指定無形民俗文化財「八坂神社のお札まき」
■市指定有形文化財「海藏院の木造方外宏遠坐像」
■市指定有形文化財「上矢部町富士山古墳出土品」
■市指定有形文化財「高松寺の紙本著色仏涅槃図」「高松寺の紙本著色雲岫和尚像」
■市指定有形文化財「妙法寺の木造日蓮聖人坐像」
■市登録史跡「戸塚宿見付跡」
■市登録史跡「柏尾の大山道道標」
■市登録有形民俗文化財「南谷戸の大わらじ」
横浜市の場合、年に1回、教育委員会が指定・登録文化財を選定します。
毎年、年末か年初に、主に前年度に選定された文化財と関連する文物が、横浜市歴史博物館で展示されるのが恒例になっています。
■横浜市歴史博物館
次回は、貴重な文化財のいくつかをご紹介します。