戸塚パルソ通信@メール 第142号
戸塚宿を行く(地域逍遥)
vol068-1
戸塚の滝紅葉瀧
■紅葉瀧
明治学院大学横浜キャンパスのすぐ近く。住宅街の中に突如現れる瀧が紅葉瀧です。
■市街地開発の中で昔の面影を残す瀧
紅葉瀧は、江戸時代には滝行の霊場として祀られており、また、地域の農業用水の源流としても大切にされていたそう。
昭和60年の土地整備事業により周囲が大きく開発される中、形はだいぶ変わったものの、紅葉瀧は、今でも地域に涼しさを届けている。
■紅葉瀧不動明王
紅葉瀧とともに、地域の信仰を集めている紅葉瀧不動明王。
不動明王というからには、仏教のお堂のはずですが、お堂の前には鳥居があります。明治以前の信仰の形を今に残しています。
■お堂の欄干には見事な龍の彫り物が。瀧は古くから龍そのものとも、龍になるための霊地とも言われていました。
お堂の中にはきれいに整備された不動明王やその眷属の像が安置されています。
■境内にある三笠龍神という石碑。三笠といえば、横須賀にある戦艦三笠の由来となったならの三笠山が思い浮かびます。何か関係あるのでしょうか?
下倉田の街を見下ろす紅葉瀧。これから紅葉が進めば、見事な風景を見せてくれるに違いありません。
■紅葉瀧