戸塚宿を行く(歴史探訪)

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戸塚パルソ通信@メール 第143号

戸塚宿を行く(歴史探訪)

vol069-1

先史時代の戸塚区戸塚の縄文遺跡(1)

■戸塚の縄文遺跡

■古代から開けていた戸塚のエリア

戸塚区内には120を越える縄文時代の遺跡がわかっています。丘陵の尾根沿いに分布しており、また、柏尾川とは適度な距離を保っています。
ざっくりと見るところでは、旧東海道沿いに分布しているようにも見え、東海道は日本の国が成立する前から大動脈として機能していたように考えそうになりますが、地形の変化などの要因など、そうとも言い切れないことに留意しなければならないでしょう。 厳密な部分は置いておくにせよ、豊富な水と豊かな土地、適度な高さ(洪水被害を避ける場所)が揃った戸塚は古代から、人の住みやすい場所であったことは間違いありません。
約6000年前の炉穴(火を炊く場所・竈)が発掘された大丸遺跡は、戸塚区を代表する遺跡です。
学校建設に伴い発掘される遺跡も多く、 ・大塚遺跡ー東俣野小学校、東俣野養護学校
・大楽谷遺跡ー平戸中学校
・細田遺跡ー汲沢高校(現・横浜桜陽高校)
などが有名です。