戸塚宿を行く(歴史探訪)

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戸塚パルソ通信@メール 第157号

戸塚宿を行く(歴史探訪)

vol074

「戸塚発祥の地」冨塚八幡宮

冨塚八幡宮

■御祭神:誉田別命・富属彦命
■主な祭礼:例大祭(8月第1日曜日)
:陰祭(9月1日)
■創建:延久四年(1072年)

冨塚八幡宮は、「戸塚」の語源になったと言われる神社です。
社殿は御祭神でもある富属彦命の古墳とされる、冨塚古墳の南面に建っています。「冨塚・富塚」=「と(み)つか」が、この地域を象徴する言葉となり、一帯が「とつか=戸塚」と呼ばれるようになりました。

■創建の逸話

永承五年頃(1050)、陸奥国の豪族、安倍氏と大和朝廷が派遣した国司との間で戦乱が起こり、朝廷は源頼義を鎮守府将軍に任命して、鎮圧に向かわせます。
世にいう「前九年の役」です。

・【八幡太郎義家】月岡芳年(部分)

頼義と嫡子義家は、奥州に向かう途中、冨塚の地に宿泊します。
その夢枕に誉田別命(応神天皇)と富属彦命が立ち、お告げがありました。
頼義と義家は、「前九年の役」を勝ち抜き、東国での源氏の立場を確固たるものとします。

社伝では、二柱の神のご加護と感謝した義家らが、社殿を祀り、御祭神として勧請したのが、冨塚八幡宮の起こりとされています。
誉田別命は、八幡神社の御祭神として知られ、源義家は、石清水八幡宮で元服したことから八幡太郎の異名を持つ、縁の深い武将でした。
創建は、延久四年(1072)と伝わります。

■境内社

・玉守稲荷・冨塚天神

■狛犬

・冨塚八幡宮の狛犬は、幕末の天才狛犬彫刻師、鶴見の吉六の手によるものです。その躍動的な造形に注目してください。

■冨塚八幡宮