戸塚パルソ通信@メール 第135号
地域情報
2024年3月
隣の七福神相模七福神(1)
◆相模七福神
相模の象徴、大山を眺めながら出発です。今回は、JR相模線入谷駅から始めました。
■浄土寺(えびす神)
戦国時代最高潮の元亀年間に建立されたと伝わる浄土寺。座間市の重要文化財「保田安兵衛供養塔」があります。座間地域の寺子屋の様子を知ることができる貴重な資料です。
えびす神
浄土寺の隣に立つ日吉神社
■宗仲寺(寿老人)
慶長年間に、徳川家康の重臣、内藤清成によって建立されました。ここには平安時代には良真院と呼ばれた寺院がすでにあったと言われ、その跡地に再興されたと考えられています。徳川家康死後、遺言により久能山から日光にその遺骸が改葬される際、一行が休んだと伝わります。
寿老人。鹿を連れています
徳川家康お手植えの銀杏
■座間神社
境内の夫婦椹とそれにちなんだ結の神。良縁祈願です。
「武相総鎮護」という座間神社。日本武尊を祀りますが、もとは飯綱神社で、大山の修験道との関連が伺われます。
境内社の伊奴寝子(いぬねこ)社。ペットのための神社です。
三十番善神。日蓮が龍ノ口の法難を免れ、厚木に向かう途中に立ち寄って、水を湧き出させたといいます。
円教寺。日蓮の奇跡を見た鈴木貞勝が帰依し、自邸を寺としたもの。
豊かな水と歴史の道でもあります。
藤沢街道につながります。背後の建物は閻魔堂。
閻魔をはじめとする十王が鎮座します。
■龍源院(弁財天)
境内に、威風堂々とした達磨大師像
こちらには、いかにもな「ダルマ」
本堂・庫裡を超えたところに弁天堂。
弁天様が見えました
蛇の頭の上に人の頭が載った珍しい宇賀神です(蛇の頭が人の形になっているものが多い)
豊かな湧き水で蛍が育ちます。サワガニもいるそうです。
■鈴鹿明神社
伊勢鈴鹿にあった神社の御神輿が、暴風で海に漂い、はるか相模にまで漂着したものを祀ったのが始まりとか。
■梨の木坂
古代遺跡も多いこの坂を登って、小田急の座間駅に向かいます。
○今回のルート
○次回は厚木駅から後半スタートします。海老名市編です。