戸塚宿を行く

戸塚駅西口 11ブロックからなる絆体験ゾーン"戸塚パルソ"

ホーム »戸塚パルソ通信@メール

戸塚パルソ振興会事務局

〒244-0003
神奈川県横浜市戸塚区戸塚町16-5
E-mail:info@totsuka-pallso.jp

戸塚パルソ通信@メール 創刊号

戸塚宿を行く

Vol.001-01

「戸塚」発祥の地 冨塚八幡宮

戸塚西口から国道一号線沿いを藤沢方面に向かって、約15分ほどの場所に鎮座している神社が、「戸塚」の地名の起こりといわれている冨塚(とみづか)八幡宮です。

○戸塚という名前の始まり

冨塚八幡宮の位置する冨塚八幡緑地は、相模国造、弟武彦二世の孫、富属彦命(トツギヒコノミコト)の古墳とされています。

戸塚の地は、縄文時代から人が住んだ形跡があり、弥生時代には集落が出来ていました。 富属彦命は、そんな古代の集落を率いた王様だったのかも知れません。 富属彦命の塚を「冨塚(とみつか・とつか・とづか)」と称したことから、やがてその鎮座する場所一体を「戸塚」と表記するようになったといわれます。

○冨塚八幡宮のごりやく色々

冨塚八幡宮のご利益は、まず勝負運、出世運。新しい年に勝負を掛けたい方にはありがたいお宮です。 また、冨の塚、という名前の通り、商売繁盛にもご利益があるとされています。境内には玉守稲荷があり、稲荷神社も豊年、商売繁盛の神様ですから、こちらも一緒にお参りしましょう。 学問の神様、冨塚天満宮も境内に鎮座しています。勝負運とあわせて、受験生はお参りしておきたいところです。

○狛犬に注目!

境内の見所として、狛犬を見落としてはいけません。

幕末の天才狛犬彫刻師、鶴見の吉六の手によるもので、戸塚地区の隠れた逸品です。 狛犬研究で有名な日本参道狛犬研究会(会長:三遊亭円丈)も調査に来て、その素晴らしさを取り上げたとか。 狛犬はオスメスの対ですが、メス狛犬には子狛犬がじゃれついていて、その無邪気な姿に癒される方多数。 そこから、子育てのご利益がある、ともいわれるようになっています。

新年には「近所のお宮として気軽にお参りください」と宮司さまがおっしゃいました。

次回に続く

---information---

  • 冨塚八幡宮
  • 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町3827
  • 電話 045-871-2908
  • URL:http://tomiduka.net/