戸塚パルソ通信@メール 第145号
戸塚宿を行く(歴史探訪)
vol070-01
巳年にお詣りするなら弁財天霊場(1)
令和7年(2025年)は巳年です。
■巳年と弁財天
蛇は弁財天の化身とも言われています。巳年の弁財天様は、普段の年よりご利益が大きいといわれます。
弁財天は、インドの神様サラスバティーが、仏教に取り込まれて「天」となった神様です。
サラスバティーは、流れる川が神格化されたもので、そのせせらぎの様子から、音楽の神様とされ、そこから芸能一般の守神となりました。
仏教に取り込まれてからは、芸能(弁)の才を司る神として弁才天と呼ばれ、同じ音から弁財天になり、財運も司るようになりました。
元は川なので、その蛇行する姿から、蛇に見立てられ、蛇は弁財天の化身とも、お使いとも言われるようになったといいます。
蛇の皮を財布に入れておくとお金が儲かるという俗説もありますね。
戸塚の近郊には、江島神社や銭洗弁天、旗上弁財天など、有名な弁財天が多く存在しますが、やはり地元の弁財天、妙秀寺は外せないと思います。
妙秀寺の弁財天
■戸塚近隣の弁財天
・妙秀寺(戸塚宿七福神めぐり)
・金蔵院(横浜磯子七福神)
・寶藏寺(瀬谷八福神)
・旗上弁財天・江島神社(鎌倉江ノ島七福神)
・瀬戸神社・琵琶島神社(金沢七福神)
・安養寺(鶴見七福神)
・菊名池弁財天(横浜(港北)七福神)
・宝蔵寺(川崎七福神)
・龍源院(相模七福神)
次回は戸塚宿七福神めぐりの弁財天、妙秀寺を巡ります。
●妙秀寺