戸塚パルソ通信@メール 第49号
戸塚宿を行く
vol.020-1
戸塚宿とともに歩んだ古刹海藏院 1
惠照山(えしょうざん)を山号とする、鎌倉・円覚寺の末寺です。古くは戸塚十勝の一つに数えられ、現代では戸塚宿七福神めぐりの布袋尊としても親しまれています。
開山は、円覚寺黄梅院2世の方外宏遠(ほうがいこうおん)和尚。現在、開山像として残される方外宏遠像は、横浜市の有形文化財に指定されています。
その後、戦乱の影響もあり無住(お坊さんがいない)時代などもありましたが、戦国末期、戸塚宿の基礎を築いた澤邉信友が、黄梅院から雲岫周泰和尚を招いて中興したとされます。
澤邉信友の息子の一人は出家して古帆周信と名乗り、円覚寺で活躍。天秀尼(豊臣秀頼の娘)の指導をしたとのことです。
( 海藏院(2) ▶)
ご本尊の釈迦如来像。
方外宏遠像。まるで生きている様な存在感です。
戸塚の実力者・澤邉信友の供養塔
戸塚七福神めぐりの布袋尊
2017年の戸塚宿七福神めぐりはこちら
かわいらしい「戸塚花観音」もいらっしゃいます。
○戸塚パルソ通信読者特典!
2017年の戸塚宿七福神めぐり期間(1/5~11)海藏院をお参りいただいた時に「戸塚パルソ通信を見た」とお申し出いただきますと、「七難即滅・七福即生」のご利益あらたかな「布袋尊七福守」をお授けいただけることになりました!海藏院様、ありがとうございます。(お守りの数には限りがあります。)
○海藏院・山門修繕で明らかになった事実とは?
現在、海藏院は山門修復中です。その工事の過程で、多くの歴史的に重要な事実がわかってきました。驚きの事実は、次回お伝えいたします。
○海藏院
関連サイト
海藏院公式ホームページ
戸塚花観音墓苑