戸塚宿を行く(地域逍遥)

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戸塚パルソ通信@メール 第94号

戸塚宿を行く(歴史探訪)

vol039-2

平安時代の万能の天才大江匡房と東嶺八幡(2)

●東嶺八幡に向かう参道の碑
区画整理の時に埋まってしまったのでしょうか。なぜか下の部分が見えません。 鳥居の前に到着しました。向かって左側が、大江匡房の歌碑です。 全体像

前中納言(さきのちゅうなごん)匡房、とあります。 これは、百人一首での大江匡房の呼び名です。
通常は前中納言匡房「卿(高級貴族の意)」と記されるのですが、この歌碑では前中納言匡房「郷」となっています。
他の字がかなり磨耗しているので、いつの時代か、文字を彫り直した時に誤植したのでしょうか?

いろいろ調べたのですが、この歌碑に刻まれている歌がわかりませんでした。
一番上の文字は「志(し)」でしょうか? この文字は「穐(秋)」でしょう。秋の句でしょうか。 「の、桑」のような、「のし栄」のような

●この歌碑については、今後も調査を進めて、その歴史や意図を明らかにして行きたいと思います。
ぜひ、情報をお寄せください。