戸塚宿を行く

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戸塚パルソ通信@メール 第27号

戸塚宿を行く

vol.010-03

旧東海道を歩く3 江戸見附〜戸塚駅

「戸塚宿を行く」・戸塚区内の旧東海道を歩きます。

江戸見附に到着して、ようやく「戸塚宿(宿場町)」に入りました。

( ◀旧東海道を歩く2 旧東海道を歩く4▶ )

江戸時代、江戸から国元に帰る大名行列を、戸塚宿の役員が、江戸方見附まで出迎えたそうです。

戸塚中心部に向かって歩き出すと

大橋と駅伝をモチーフにしたマンホールのフタが現れました。
参照:アートタウンパルソ

「元町」信号。バス停の名前も「元町」です。
信号手前の電柱の根元に「八幡神社参道」の責碑が建っているのですが

埋まっています。「八幡神社参」で切れていますね。折れている訳ではないので、道路工事などで埋まってしまったものと思われます。

バス停の向こう側には「妙秀寺」への方向を示す看板が。ここを曲がると、戸塚宿七福神巡りの弁財天「妙秀寺」に向かいます。妙秀寺には「かまくらみち」の道標も 安置されています。
参照:謎に包まれた戸塚の玄関口 大橋(3)

少し行くと「吉田一里塚跡」の表示が。道路の拡張により、一里塚は跡形もありません。

歌川広重の東海道五十三次に描かれ、戸塚の代名詞ともなった「大橋」です。
参照:謎に包まれた戸塚の玄関口 大橋

大橋のたもとには、木之間稲荷が鎮座します。江戸時代から近隣にあったものを、柏尾川拡張工事の際に、現在地に移転したのだとか。

大橋の欄干

戸塚を描いた浮世絵が焼き付けられています。

渡り終わって振り返ると、大名行列の「毛やり」を模したという街灯が、天に向かって立ち上がっています。

そのまま、戸塚駅に向かって進むと、アンダーパスの工事が順調に進行中です。(2015.2.10撮影)

平成27年(2015年)3月25日開通を知らせる横断幕が見えます。
長年、戸塚駅の東西の間にあった大踏切が、その役割をいよいよ終えます。

アンダーパスを横目に東海道を道なりに進みます。

「善了寺」前に到着。お寺を見上げると<何か足りません>

登ってみてわかりました。お寺が跡形もありません。
本堂他、全山新築工事中という看板が建っていました。完成した時には、どんな威容を見せてくれるのでしょうか。

東海道にもどると、実におもむきのある「伊東医院」の建物が見えてきます。大正15年(1925年)に建てられたということで、2015年は実に築90年!
横浜市認定歴史的建造物だということです

戸塚駅東口の駅ビル「modi」が見えてきました。

手前になるのが「矢部の湯」。戸塚区内で唯一残る「銭湯」だそうです。

のれんが風情ありますね。

戸塚大踏切が見えてきました。踏切を越える大踏切デッキが開通したのは、平成26年(2014年)の1月のこと。
参照:戸塚大踏切デッキ開通記念式典

走り抜ける横須賀線と、点滅し、鳴り響く警報機。「開かずの踏切」も、いよいよ平成27年3月25日に閉鎖になる予定。その後は歩行者は頭上のデッキを使用することになります。

こんな光景や

こんな光景も

その後は見ることが出来なくなります。

さて、戸塚大踏切を渡ると

トツカーナが見えます。戸塚パルソまであと一息!

次回は戸塚駅前から上方見附まで。戸塚宿の中心部を散策します!

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