戸塚パルソ通信@メール 第87号
戸塚宿を行く(地域逍遥)
vol.039-1
柏尾川の源流散策阿久和川をゆく-1
※阿久和川の源流をはぐくむ豊かな植生
●阿久和川
瀬谷区の長屋門公園を源流とする阿久和川。瀬谷区・泉区を横切って、上矢部で平戸永谷川と合流して、柏尾川になります。
今回は、開発と伝統が入り混じる、阿久和川流域を辿ります。
源流の一つ。斜面のあちこちから水が湧き出ているのがわかります。
小さな池ができています。ここから阿久和川が始まります。
木立の間を蛇行するせせらぎ。わずかな水音が心を落ち着かせます。
石橋がかかっています。敷地内には梅林もあります。
石垣の隙間から流れが合流します。長屋門公園の歴史体験ゾーンからの水の流れです。
古民家が残る長屋門公園の歴史体験ゾーン。鹿威しが風流な音を鳴らしているこの池も、阿久和川の源流です。
長屋門公園の敷地を出ると、阿久和川はいきなり暗渠になります。
旧大岡家長屋門
旧安西家主屋
旧安西家主屋内部
早くも桜の花がほころんでいます。
長屋門公園は、古民家を中心とする歴史体験ゾーンと、杉林・散策路を中心とする自然観察ゾーンに分かれています。阿久和川の水源である自然観察ゾーンは、コンパクトながら、豊かな自然が残ります。
歴史体験ゾーンでは、状態の良い古民家が、歴史を今に伝えています。
○長屋門公園
●次回は、地上に顔を出した阿久和川の流れを追います。