戸塚パルソ通信@メール (第10号)
パルソファン図鑑
vol.004-01
東日本大震災復興支援に奔走する一般社団法人希望の環のみなさん
○広がる「希望」と戸塚パルソの絆。
東日本大震災で大きな打撃を受けた石巻、女川の事業者が中心となり、復興に向けた"希望"をつないで行こう、と立ち上がった「希望の環」。
震災直後、がれきや泥の中から掘り出した鯨の缶詰をボランティアたちが丁寧に洗い「希望の缶詰」として販売したことが話題になりました。
現在は、生産者、小売店、消費者などのネットワークを通じて、被災地の"希望"を広げて行くための活動を行っています。
希望の環と戸塚パルソの出会いは2012年の夏のこと。
東日本大震災の復興支援団体が活動場所を探していると聞きつけた、戸塚パルソの栗田昭義会長は、希望の環の小倉伸太郎さんと協力して、【東北復興支援パネル展・現地物産即売会】を開催します。
好評を受け、翌年も再び実施すると、さらに大きな支援が寄せられたのです。
活動の中心の一人、小倉伸太郎さんは、「戸塚の方は、他地区に比べて断然リピーター率が高い」
といいます。
他地域でも、復興支援活動を行っていると“がんばってね、また来ます”という声を掛けられることは多いそうですが、普通の“また”は、その次の開催を待っています、という意味。ところが、戸塚の“また”は、“開催期間中にもう一度”という意味の方が圧倒的に多く、しかも、友人知人に知らせて、同伴で来場してくれるケースが多いとのこと。
「何回も足を運んでいただき、さらに支援の環を積極的に広げていただける。戸塚で復興支援活動を行えて、本当に良かったと、ありがたく思っています」
と、小倉さんはおっしゃいます。
JRの駅ナカや、池上本門寺や増上寺などの縁日、更には神宮外苑花火大会など、多くの人々が行き交う場所で、順調に催事を展開し、石巻市や復興庁のバックアップも受けて、順調に活動する希望の環。 「でも、楽観はできません。時間が経ち、復興支援の熱が冷めて尻すぼみになることだけは避けなければいけません。復興支援の事業化、独立採算制も含め、いかに継続させてゆくか、これからが大切です」
◆一般社団法人希望の環
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