戸塚パルソ通信@メール 第99号
戸塚宿を行く(地域逍遥)
vol040-05
日本の黎明にその名を残す武相国境をゆく(5)
今回はいよいよ瀬谷区に入ります。
●こども自然公園(大池公園)を抜けて西へ向かいます。
緑園都市のおしゃれな街並み。
緑園都市の駅近く。街が開けます。
再び住宅街。なだらかな坂が続きます。
すると道端に石碑が。「武相武蔵の境・道しるべ」です。確かに国ざかいを通っていると実感します。
こちらにも「相武国境之道」。ここでは"相武"となっていますね。
さらに進んで、周りに人家が見えなくなりました。
神明台の最終処分場。日頃出るゴミが、ここで処分されます。
ゴルフ場みたいですが、処分場です。一見ではわかりません。
そしていよいよ、瀬谷区突入です。
私立横浜隼人中学・隼人高校。甲子園にも出場経験があります。隼人というのは、元々の地名とのことですが、現在は地名としては残っていません。
東海道新幹線の線路を越えます。
大山・丹沢方面の山が近くに見えます。
長屋門公園の裏門に出ました。阿久和川の水源地の一つです。
柏尾川の源流散策 阿久和川をゆく-1
三ツ境駅周辺の賑わいが見えてきました。
相鉄の線路を越える三ツ境橋。
右をゆくと旭区ですが、左手、ギリギリ瀬谷区北辺を辿ります。
相模国側は切り立った崖。尾根を緩やかに進んでいるのがわかります。
「野境道路ルート」看板。武相国境を、この辺りでは「野境」と言っていた様です。
原生林の様な「瀬谷市民の森」。
道路を挟んで、聖マリアンナ医科大学・横浜西部病院があり、見事なコントラストを描いています。
「瀬谷市民の森」の看板。他にも合わて4つほどの「市民の森」が隣接して、大きな樹林を構成している様です。
錆び付いた鉄骨。巨神兵の様な趣です。
樹林の真ん中に忽然と現れたのは、県立瀬谷高校。
樹林の中に伸びる「野境のみち」に踏み込みます。
■次回は、瀬谷市民の森・野境の道から、いよいよ県境へ。
・今回のルート(実際のものとは多少違います)